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<<   作成日時 : 2010/03/11 13:33   >>

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☆☆☆(6点/10点満点中)
1997年ドイツ映画 監督トーマス・ヤーン
ネタバレあり

ボブ・ディランの有名なヒット曲をタイトルに掲げた本作は、ドイツの若手(本作製作当時32歳)トーマス・ヤーンが作ったロード・ムービー仕立てのコミカル・アクション。

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末期の脳腫瘍を患って余命三日くらいのティル・シュヴァイガーが同室になった末期骨肉腫のヤン・ヨーゼフ・リーファースが海を見たことがないと知って海を見せる為に、たまたま病院を訪れていた間抜けなギャング二人組の高級車を奪い、途上でGS強盗や銀行強盗をした後車のトランクに大金を発見して豪遊、ギャングと警察という二組の追手をかわしながら目的地に近付いていく。

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盗んだ車に大物の金品を発見して困惑するという定石的な構図のお話に、末期癌患者二人の出たとこ勝負の行動を交えたところが趣向で、三組を揃ってコミカルに扱い、次第にペーソスの配分を増量していく展開ぶりがなかなかヨロシイ。特に運転免許もない母親にプレスリーの逸話にあやかって車を贈ろうとする終盤の場面など実にじーんとさせる。

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それ以上に監督が映画を色々と勉強しているのが伺えるのが嬉しく、本作をどうも僕の好きな「真夜中のカーボーイ」をベースにして作ったらしいと判って来る終盤にはそれだけでも感激してしまう。
 さらに、主人公の名前が「ミッドナイト・ラン」を監督したマーティン・ブレストになっているのは同映画へのオマージュであり、「パルプ・フィクション」的なムードもある。全編のドタバタ具合はガイ・リッチーみたいだが、製作年から言えばリッチー氏のほうが本作を勉強したのかもしれない。

「扉をたたく」シリーズその2でした。

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ノッキング・オン・ヘヴンズ・ドア
こんなことって、ありませんか? 映画を友人と観終わった後、 間髪いれず友人が大絶賛の 感想を熱く語るとなぜか“同調” してしまう・・・。この映画もその 仲間だった。観直した。「?」が 3箇所ほど気になったが監督 トーマス・ヤーンの思い入れが 力強く、伝わ.... ...続きを見る
映画と暮らす、日々に暮らす。
2010/03/11 15:25
「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア」
KNOCKIN' ON HEAVEN'S DOOR 1997年/ドイツ/90分 監督:トーマス・ヤーン 脚本:トーマス・ヤーン/ティル・シュヴァイガー 音楽:ゼーリッヒ 出演:ティル・シュヴァイガー/ヤン・ヨーゼフ・リーファース/ティエリー・ファン・ヴェルフェーケ/モーリッツ・ブライブトロイドイツ発クライム(?)アクション(?)・ロード・ムービー。 結構ハチャメチャだけど、しんみりさせてくれて、乗せてくれる映画。 Knock, knock, knockin' on heaven... ...続きを見る
寄り道カフェ
2011/11/29 09:26

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
なにやら実験などいたしている
(さまざまなこと考え出すB型ですから)
4年前の拙記事持参しました。

>ガイ・リッチー

・・的、ですよね。(笑)
この間「スナッチ」初めて観ました。
出世作といわれている「ロックなんとか」と
あまり区別のつかない相変わらずのリッチー節
でした。新作は「シャーロック・ホームズ」
だそうです。
やたらと飛んだり跳ねたり体育系の
ホームズだそうですが(笑)

邦画のリメイクは未見ですが
ノッキング・ドア3段重ね記事を
賞しまして懐かしきオールデイズナンバー
「ノックは3回!」をドーンで、
ドーンっ!と動画で入れたいところですね〜
アハハハ〜。(笑)
vivajiji
URL
2010/03/11 15:38
vivajijiさん、こんばんは。

なかなか面白いですが、ちょっと泥臭いので、星は少し抑えめ。

>リメイク
地勢などの違いや、14歳の少女という相棒にした展開に無理があり、
上々の出来栄えとは行かず。
扱い自体は良かったのでもっと大胆にアレンジしても・・・
という感想になりました。

>「シャーロック・ホームズ」
ホームズ協会の某が「イメージ通り」なんて仰っていましたが、
ほんまかいな?

>「ノックは3回!」
上手い!
ドーンの、この後のヒット曲が「幸福の黄色いハンカチ」
もとい「幸福の黄色いリボン」ですね。^^
オカピー
2010/03/12 01:09
泥臭いのがドイツっぽい?(笑)
「真夜中のカーボーイ」もそうだけど、「スケアクロウ」とかあの時代の野郎二人のロードムービーがあれこれ重なる作品でもありましたわぁ。
あの時代のは、己ってところに、どっかすがるようなものがあったけど、本作は時代感覚かしらね。最初からそんなところは突き抜けているような…。本作の老人版がジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンの「最高の人生の見つけ方」かしら? 私はドイツ発のこっちが好きだわぁ。
エンドクレジット終ってからのワンシーン見られました? 笑っちゃいます。
シュエット
2011/11/29 09:35
シュエットさん、こんにちは。

割合好きな作品でしたが、何か☆を大量に進呈するのが照れちゃいましてね(笑)。面白い日活アクションに良い点を付けるような気分で。でも、採点の割に喜んでいるんですよ。

「真夜中のカーボーイ」や「スケアクロウ」はアメリカがベトナム戦争に疲弊し、麻薬問題が大きくなり始めた頃の気分の重さが反映されているんでしょう。ヒッピー文化が成立した頃ですよね。

「最高の人生の見つけ方」は確か☆☆☆★ですが、好きか嫌いかで言えば僕もこちらのほうが好きですよ。僕は☆勘定は好き嫌いに必ずしも一致しないので。

>エンドクレジット・・・
観ているはずですが、忘れてしまいました^^;
オカピー
2011/11/29 21:38

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