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zoom RSS 映画評「センター・オブ・ジ・アース」

<<   作成日時 : 2009/10/04 14:23   >>

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☆☆☆★(7点/10点満点中)
2008年アメリカ映画 監督エリック・ブレヴィグ
ネタバレあり

僕はどんな映画も作品の狙いに即して観ることにしている。ジュール・ヴェルヌの「地底探検」をモチーフにした変則リメイク作品である本作は、難しい作品や凝った作品がお好きな方には無理でも、無邪気に観ればなかなか楽しめるSFである。単純なら単純なりに見せ場に工夫を凝らしているからである。無邪気に観るというのは、童心に戻って観る、即ち評価基準を下げるということではないので、勘違いなさらないように。

ヴェルヌの「地底探検」を信じて探査するうちに10年前に行方不明になった兄の遺志(?)を継いで地球内部の研究をしている教授ブレンダン・フレイザーが、兄の息子ジョシュ・ハッチャーマン君が持って来た兄の遺品(?)の中から失踪のヒントとなるメモを発見、少年と共に詳細を知っていそうなアイスランドの学者の許に急ぐ。
 学者は既に亡く、代りに学者の娘アニタ・ブリエムに案内して貰って地球の中心に繋がる入口があるとされた火山に登るが、落雷により鉱山跡に閉じ込めれられてしまう。

いよいよここからが本番で、「インディ・ジョーンズ魔宮の伝説」を思い出させるトロッコでの滑走が最初の見せ場。その後からは太古の様相を見せる地底の世界にたどり着いての冒険模様で、恐竜の類は今となっては余り有難くないが、凶暴なフライング・フィッシュや人食い植物、浮遊石などで見事に飽きさせない。
 妙に物品や生き物が観客側に近づくショットが多いと思ったら、元来3D映画とのこと。通常版でも、構成を重視する僕の見方では評価の大勢に影響を与えるほどのものではなさそうだ。

お話の方では行方不明の兄と再会するといった捻りがあっても良かったのではないかと思うものの、“間欠泉”の噴出に乗じて地上に戻る幕切れまでジェットコースター式に見せ場の連続で、観ていて気分的にすっきりしないファンタジーが多い現在気軽に観るにはうってつけの一編と言うべし。

3D映画は海賊盤DVD製造防止の目的もあるらしい。試写室・映画館で撮った粗悪品を観る人間の気は知れんが。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんは。
実際に3D版を見たわけではないですが、3D技術を試す為に作られたかのような印象を受けました。
そういう意味では、もってこいの題材だったと思います。
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URL
2009/10/10 01:21
こんにちは。

3Dでなくても面白さには大して影響はないと思いますが、勿論アトラクションとしては3D映像で観た方が楽しいでしょうね。
ヨーヨーなんかはいかにも不自然な扱いでしたけど(笑)。
オカピー
2009/10/10 10:22

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