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zoom RSS 映画評「最強☆彼女」

<<   作成日時 : 2009/10/28 15:02   >>

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☆☆★(5点/10点満点中)
2008年韓国映画 監督クァク・ジェヨン
ネタバレあり

「猟奇的な彼女」によって「全編を通してトーンは一定でなければならない」という古典的な演劇・映画論を圧倒する感さえあり注目したクァク・ジェヨンが、相変わらず強い女と軟弱男を登場させるパターンの作品。

女子大生のシン・ミナは怪力部の人気部員だが、アイスホッケー部のハンサムな先輩ユ・ゴンに片思いをして部を移籍、普通の女の子になろうとする。
 実は武術4名門の一人娘で、そんなだらしない彼女を何とか武術に復帰させようと別の名門の息子で彼女の幼馴染でもあるオン・ジュワンが呼び寄せられるが、並行して長老の一人が殺されるという事件が起き、復讐に向った彼女の父親も瀕死の重傷を負う。
 ここに至って遂に立ち上がって鍛え直した彼女は予想外の相手、即ち悪党に催眠術をかけられたオンとテレパシーで交信しながら対決する羽目になる。

前半ドタバタ後半シリアスというのが韓国大衆映画のパターンというのが身に染みて解っている今では“ヤレヤレ”という印象しかないものの、この監督は笑わせ方が上手い。だから全編ドタバタにしてくれたほうが面白い映画になると思うが、それはともかく、今回は「グリーン・デスティニー」かと見紛うばかりのワイヤーアクションのオンパレード。
 ワイヤーアクションは動きが鈍いのでスローモーションを併用して誤魔化すという手法が定着しているが、何だか舞踊的に見えすぎて僕はどうも気に入らない。まして、ここまで全編通してやられると閉口させられる。

構成的にも難ありで、ハンサム青年ユ・ゴンの扱いが必要以上に大きく、有効に活用したいのなら三人とも片思いという扱いではなくオン君と本格的な三角関係にすべきだろうし、現状レベルならもっと小さな扱いにしたほうがバランスが取れ見通しが良好になる。

“ヤレヤレ”を二乗か三乗したい作品だが、色々な要素を盛り込んで退屈させない工夫をしていることは十分に認められる出来映え。ワイヤーアクションや韓国映画の泥臭い手法を気にしない方なら楽しめるだろう。

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