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☆☆(4点/10点満点中) 2005年日本映画 監督・河毛俊作 ネタバレあり 1970年代〜80年代初めにかけて少年少女たちが死ぬなどして女性客の紅涙を振り絞ろうとするお涙頂戴映画がイタリア映画を中心に流行した。その中に「星になった少年」というのがあるので、慌てん坊の僕はリメイクでもされたのかと思いましたよ。 冗談はともかく、最後に少年が死ぬのは同じで、1992年弱冠20歳にして交通事故死した象使いの日本人少年・坂本哲夢君の実話の映画化。 動物プロダクションの家に育った少年(柳楽優弥)が母親(常盤貴子)の象好きに影響され、12歳の時に象使いになるべく単身タイに勉強に赴く。帰国後日本人初の象使いとして活躍するが、夢半ばで事故死してしまう。 という大まかな経緯は実話に沿っているが、紆余曲折は映画用に劇的に変えられている。例えば、事実はTVドキュメンタリー撮影の為にタイへ行った後再びタイで修行を積んだことや、武田鉄矢主演のTVドラマはその前であること等々。 世評は悪くないが、僕は映画として良い部分をついぞ見い出せなかった。CMで流れが中断される地上波民放スタイルでは正確に実力を評価することは難しいということを勘案しても、それとは全く関連ない問題点がかなり見られる。 まず、タイの場面。 校長や生徒たちが日本語で話すのが妙であるというのを別にしても、日本語であれシャム語であれ、日本人の彼がタイ人の間に入ってあのように最初からスムーズにコミュニケーションを取れたとは考えられない。僕はリアリティに拘らないほうだが、その辺りの苦労も含めて描かねば何が実話の映画化だということになる。その疑念が払拭できねば、終盤の事故死への暗示となる「象使いになると若死にすることになる」という偽装した白象を使った生徒の悪戯も意味を成さず、小賢しい細工にしかならない。 それに比べれば日本の場面は大分良いが、こちらは描写のバランスがまずい。 少年の死後の描写を見る限り、少年の思いを理解できなかった母親がそれに気付き彼女にも観客にも涙を流させるお話であるが、それまでは夢を追う少年を純粋に追い続けている。つまり、半ば少年の視点で描かれた物語が突然母親の物語に早変わりするのである。母親が無理解なので彼女の視点で夢を追う少年を捉えるのが難しいという判断なら、前段においてもう少しきっちりと親子関係を客観的に描写をしておかないとバランスが取れないことになる。 そして、「誰も知らない」の演技を評価された柳楽君も演出された演技では経験不足による拙劣さを発揮してしまう。当然と言うべきで、デビュー作が良かったのは是枝裕和監督が即興演出を重視して演技らしい演技をさせなかったからである。 象の言葉が解るんだもの、シャム語なんてへいちゃら。 |
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映画「星になった少年」
映画「星になった少年 Shining Boy & Little Randy」★★★ ...続きを見る |
ミチの雑記帳 2008/03/21 08:58 |
柳楽優弥「シュガー&スパイス 風味絶佳」「星になった少年」「誰も知らない」
●シュガー&スパイス 風味絶佳 ★★ 【地上波】監督は中江功。原作は山田詠美の『風味絶佳』。米軍基地の街、東京都福生市を舞台にガソリンスタンドでバイトをする若者のゆるーいロマンス。ミッド・センチュリーなインテリアなどに米軍基地の町っぽさが出ていて、なかなかお洒落。柳楽優弥の、ちょっと奥手な青年っぷりもグッド。共演は沢尻エリカ、夏木マリ、大泉洋、チェン・ボーリン。 ●星になった少年(2005) ★★ 【地上波】監督は河毛俊作。ゾウ使いになることを夢見て、タイのゾウ訓練センターへの留学した少年... ...続きを見る |
ぶーすかヘッドルーム・ブログ版 2008/03/21 10:20 |
星になった少年
予告編の常盤貴子の号泣シーンでウルウルしてしまったけど、本編でもやはりやられてしまった・・・何だか騙されてる? ...続きを見る |
ネタバレ映画館 2008/03/27 08:10 |
mini review 06128「星になった少年」★★★★★☆☆☆☆☆
カンヌ国際映画祭で主演男優賞に輝いた柳楽優弥の最新作。自らの意志でタイに渡り“ゾウ使い”の道を志しながらも20歳にて逝去した少年の半生を描いた実話。監督は「抱きしめたい」「人間の証明」などのTV作品の演出で知られる河毛俊作。音楽は世界的な音楽家、坂本龍一が担当する。ラストは涙なしには見られない。タイの美しい景色と象の利発さに要注目。[もっと詳しく] 「ゾウの楽園」という夢は特異な母子によって、成立しようとしている。 2004年5月、カンヌ国際映画祭最優秀主演男優賞で「誰も知らない」(是枝裕和監... ...続きを見る |
サーカスな日々 2008/03/28 17:12 |
mini review 06138「ドミノ」★★★★★★★☆☆☆
『パイレーツ・オブ・カリビアン』のキーラ・ナイトレイが、モデルから賞金稼ぎへと転進した実在の人物を演じた衝撃のエンターテインメント。監督は『クリムゾン・タイド』『エネミー・オブ・アメリカ』などサスペンス映画を得意とするトニー・スコット。モデルとなったドミノ・ハーヴェイは、この映画の完成を待たずして、2005年の6月に35歳で謎の死をとげている。[もっと詳しく] スーパーモデルから賞金稼ぎへ。凡庸を拒否したドミノ。 感動する映画は、10本に1本ぐらいはある。考えさせられる映画も、そん... ...続きを見る |
サーカスな日々 2008/03/28 17:17 |
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
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こんにちは♪ |
ミチ URL 2008/03/21 09:00 |
坂本龍一の音楽でちょっと救われている感じでしたねー。柳楽君の演技力は、まーこれからって感じで見守ってあげたいです^^;)。 |
ぶーすか URL 2008/03/21 10:19 |
ミチさん、こんばんは! |
オカピー 2008/03/21 22:43 |
ぶーすかさん、こんばんは! |
オカピー 2008/03/21 22:49 |
TBありがとう。 |
kimion20002000 URL 2008/03/28 22:50 |
kimion20002000さん、こんばんは! |
オカピー 2008/03/29 02:19 |
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