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help リーダーに追加 RSS 映画評「ポリス インサイド・アウト」

<<   作成日時 : 2008/02/27 14:22   >>

トラックバック 3 / コメント 6

☆☆(4点/10点満点中)
2006年アメリカ映画 監督スチュワート・コープランド

僕がポリスを知ったのは1980年で、3枚目のLP「ゼニヤッタ・モンダッタ」からシングル・カットされた「高校教師」だったと思う。同じLPからの「ドゥドゥドゥ・デ・ダダダ」も耳馴染みが良くて俄然注目、周囲で評判の良かった2枚目のLP「白いレガッタ」を買ってみた。白いレゲエ、白人のレゲエといった意味で、初期の代表曲「孤独のメッセージ」を始め、確かにその言葉通りレゲエに似たリズムの楽曲が多く、パンク時代のロックらしいエネルギーに溢れ、かなり満足したものである。

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メジャーになった後のポリスはベースとボーカルのスティング、ギターのアンディ・サマーズ、ドラムスのスチュワート・コープランドの三人編成。
 スティングの現在でもばりばり活躍しているが、サマーズは半ば引退、コープランドは映画音楽を担当することが多くなっている。

本作は、そのコープランドがメジャー・デビューを果たした1978年に購入したマイク付き8mmカメラで撮ったプライヴェート・フィルムを映画用に編集したドキュメンタリーで、初期のライブ映像などが含まれているのでロック・ファン、中でもポリス・ファンには貴重である。
 民生用なので映像音声とも余り良くないが、音楽は映画用に入れ替えた部分もあり、後半では映像が頻繁に合成処理されるなど若干凝ってくる。

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成功したバンドに有りがちなことに、ポリスにおいても発売するレコードを重ねるに連れプレッシャーが高まりメンバーのアンサンブルが崩れていく。他の二人の口出しを許さないスティングの孤高な姿勢に大きな原因が潜んでいたようだ。確かにソロ後にスティングがジャズ志向を明らかにしクラシックにも興味を示したように、後期の作品では些かクロスオーバー的なサウンドになってきたように思うが、映画の中ではさほど具体的に言及されず、音楽的に興味を呼ぶ話は殆どない。

元来商業用に計画立って撮られた映像でない故に極めてとりとめなく、バンドとしても自然崩壊的に解散していった感があるので盛者必衰の哀感が出てくるでもなし、とりたてて感慨が湧かない。といった次第で、ポリス・ファン限定の作品というしかないであろう。

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タイトル (本文) ブログ名/日時
『ポリス インサイド・アウト』(2006)約30年ぶりに来日を果たした彼らのドキュメンタリー。
 1970年代後半から1980年代前半を駆け抜けたイギリスのロック・バンド、ポリスをはじめて聴いたのは、たしか1979年の『ドゥ・ドゥ・ドゥ・デ・ダ・ダ・ダ』だったと記憶しています。しかもそれは「なんじゃこりゃあ!」としかいいようがない、まるでコミック・バンドのような『ドゥ・ドゥ・ドゥ・デ・ダ・ダ・ダ』の日本語版でした。 ...続きを見る
良い映画を褒める会。
2008/03/03 01:35
誰もが俺たちを見つめてる―「ポリス インサイド・アウト」
それぞれの旅の行き先が見えたとき、その旅は終わるんだ。 ...続きを見る
豆酢館
2008/03/07 20:51
「ポリス インサイド・アウト」
「ポリスのドキュメンタリー映画 期間限定公開!」と聞いて、ファンなので絶対観るけれども、あまり期待しないでおこう・・・と思っていた&... ...続きを見る
RAY's Favorites
2008/03/11 23:01

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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
 こんばんは!
 まさかポリスのドキュメンタリーを記事になさっているとは思いませんでした。TBさせていただきます。
 洋楽の贔屓は60年代はビートルズとストーンズ、70年代はキング・クリムゾンとレッド・ツェッペリン、80年代はポリスでした。
 人によって好き嫌いはあるでしょうが、こういうのもたまには見ていて楽しいですね!
 ではまた!
用心棒
2008/03/03 01:34
用心棒さん、こんにちは!

<映像作品>であるなら基本的にジャンルを問わない僕です。^^
ましてポリスは若い頃関心があったバンドですから、一応観てみました。
撮りっぱなしというわけではないですが、ファン以外には特に面白味があるとは思えず。

そうですね、僕の場合は、
60年代はビートルズとドアーズ、
70年代はピンク・フロイド、B・ジョエル、S・ワンダー、A・スチュワート、(レッド・ツェッペリン)、
80年代になると、特にご贔屓はなかったような感じです。ポリスには勿論関心があって、スティングの「ブルー・タートルの夢」も買ってみましたが、ポリス初期のエネルギッシュなサウンドの魅力に敵わない。

70年代前半ではまだディープ・パープルのほうがツェッペリンより好きでした。ツェッペリンの凄味が解ってくるのはもう少し後です。
オカピー
2008/03/03 16:49
えーと。
すいません、わたくしめもだいっぶん前にこれを記事にしていたので(笑)、遅ればせながらTB持ってまいりました。どうか突き返さず、お受け取りくださいませ<(_ _)>。

内容的には素人の映像作品なんでしょうが、妙に心に残るものがあったのも事実。ポリスというバンドのマジックでしょうね。
豆酢
2008/03/07 20:56
>ポリスというバンドのマジック
 『マジック』っていうナンバーもありましたね。ポリスのホームビデオでも商品になってしまうのでしたら、ビートルズなら、まあ手先が器用なのはポールでしょうし、彼が残りのメンバーをビデオで撮っていたら、凄いドキュメンタリー映画になっていたでしょうね。ではまた! 
用心棒
2008/03/08 01:20
豆酢さん、こんばんは!

純然たる商業映画として評価するのは難しい作品ですが、勇気を持って敢然と採点しました。^^;
他のメンバーの意見を交えず、コープランドの一方的解釈というのも、ある意味面白かったかもしれません。

それにしても豆酢さんの記事は、チョー詳しいですね。
記録をつけながら観ているのでしょうか?
一時期やっていた僕も最近はモノグサ病が出て、頭の中にメモしております。^^;
オカピー
2008/03/08 02:42
用心棒さん、こんばんは。

「マジック」も割合好きな曲でした。

>ビートルズ
僕ならリンゴがやりそうな気がします。^^
ジョンとポールの曲作りの場面なんか見てみたい気がしますね。

ビートルズも実質活動期間は62〜69年で足掛け8年で、ポリスと同じようなものですよね。
しかもあれだけの曲を発表しました。こちらは奇跡かな。
オカピー
2008/03/08 18:49

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