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help リーダーに追加 RSS 映画評「パッチギ! LOVE&PEACE」

<<   作成日時 : 2008/02/23 14:35   >>

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☆☆★(5点/10点満点中)
2007年日本映画 監督・井筒和幸
ネタバレあり

そっくりなカットバックまであって日本版「ウエスト・サイド物語」という紹介がぴったりな「パッチギ! 」はその年を代表する秀作だったことは間違いない。僕も☆☆☆★を付けた。
 前作から6年後の1974年〜75年の東京が舞台になっているこの後日談は、しかし、些か具合が違う。

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京都から東京へ移ってきた一家の中で、前作の最後で生まれたアンソン(井坂俊哉)の息子チャンス(今井悠貴)が筋ジストロフィーにかかり、その手術費用の為に莫大の費用がかかることになり、費用捻出の為にアンソンは元国鉄職員の佐藤(藤井隆)と共に闇商売に従事、妹キョンジャ(中村ゆり)は芸能人を目指す。

以降、彼女が半端仕事をこなした後女の武器も使って女優として大作映画の主演を勝ち取る、という物語を中心に、在日問題を考えさせる趣向が盛り込まれている。

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お得意の喧嘩場面に始まり、闇商売あり、子供の難病あり、芸能界の汚れた裏模様あり、娯楽性は高いが八方美人になり過ぎて散漫、そのせいであろうか、前作に比べて呼吸やリズムが非常に悪い。
 分割して取り上げられる1944年の場面のフラッシュバックも非常に唐突な印象で「妙に下手だな」と首を傾げたが、これはキョンジャの舞台挨拶における告白への伏線であったことが判明して辛うじて「納得」させられる。

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しかし、一番がっかりさせられるのは、素直に観られた前作とは全く対照的に、在日問題・民族問題に関する部分が余りにも<観念的>で、鼻白んでしまうこと。井筒和幸監督とてどちらかを一方的に有利に描いているわけではなく、どちら寄りということが問題なのではない。もう少し柔軟な発想による描写や構成が欲しいのである。

映画としては特に買わないが、本作では民族に関し特に偏った描写はない、と強調しておきたい。

The nation and the race are concepts based on which we try to protect our possessions from others. by Okapi

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タイトル (本文) ブログ名/日時
<パッチギ!LOVE & PEACE> 
2007年 日本 127分 監督 井筒和幸 脚本 井筒和幸  羽原大介 撮影 山本英夫 音楽 加藤和彦 出演 井坂俊哉  中村ゆり  藤井隆  西島秀俊    風間杜夫  手塚理美  馬渕晴子  今井悠貴 ...続きを見る
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アル・パチーノは朝鮮人だった!! ...続きを見る
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映画館にて「パッチギ!LOVE&PEACE」 ...続きを見る
ミチの雑記帳
2008/02/27 16:40
mini review 07261「パッチギ! LOVE&PEACE」★★☆☆☆☆☆☆☆☆
大ヒット作『パッチギ!』のキャストを一新し、さらにパワーアップした、涙と笑いの感動作第二弾。今回は舞台を京都から東京に移し、三世代に渡り受け継がれる壮大な家族史と命の輝きを描く。2200人を超えるオーディションで見事主役に抜てきされた『GO』の井坂俊哉と『さくらん』の中村ゆりが、前回の俳優たちに負けない熱演をみせる。井筒監督が自身の前作を超えると豪語する熱い人間ドラマに胸が締め付けられる。[もっと詳しく] ...続きを見る
サーカスな日々
2008/03/28 17:10
独断的映画感想文:パッチギ!LOVE&PEACE
日記:2008年6月某日 映画「パッチギ!Love&Peace」を見る. 2007年.監督井筒和幸. 出演:井坂俊哉(李安成(アンソン)),中村ゆり(李慶子(キョンジャ)),西島秀俊(野村健作),藤井 ...続きを見る
なんか飲みたい
2008/06/11 22:47

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
こんにちは♪
前作がかなり良かっただけに、その続編とは思えないほどの出来だったように思います。
本当は感動させようとしていたであろう、あのカミングアウトのシーンは、彼女の俳優としての態度が無性に腹立たしくなりました。
まるで○リカ様の「別に」発言のように、かかわってきた映画を台無しにしてしまったようで・・・。
ミチ
URL
2008/02/27 16:42
ミチさん、こんばんは!

>カミングアウト
一般常識に照らすと、ちょっと異様な展開でしたね。
作られた映画がどれほど自分の立場とかけ離れていても、作った人間の努力もそれを観に来た人間の期待も全て犠牲にしてしまうわけですから。
1944年の場面を用意したのはその為だと判明しますが、映画的にもぎこちなくて僕は首を傾げながら観ていたのでした。
オカピー
2008/02/28 03:03
こんにちは。
僕もblogで騒がれるほど政治色はないと思いますが、前作の初々しい演出は、すっかり影をひそめてしまいました。残念です。

kimion20002000
URL
2008/04/10 16:58
kimion20002000さん、こんばんは。

そうですね。
余りに在日その他の扱いが観念的で発想に広がりがなく、がっかりでした。

>政治色
最初から色眼鏡で見ているのだから、そりゃあ偏っているように見えますよね。映画は鏡のように見る人を反射するということに気付かずに何を言っているんだか、という気がします。どこかの議員さん御同様。
オカピー
2008/04/11 02:56

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