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☆☆☆★(7点/10点満点中) 2004年イギリス映画 監督ローレンス・ダンモア ネタバレあり ロチェスター伯爵と言っても全くピンと来ないが、詩人ジョン・ウィルモットなら名前くらいは辛うじて知っている。本作の中で凡才と言われているジョン・ドライデンのほうが僕には遥かに馴染みがあるが、尤も、放蕩の末に33歳という若さで死ななければ、英国文学史にその名を燦然と残したかもしれない。そのウィルモットの後半生を描いたスティーヴン・ジェフリーズの舞台劇の映画化で、脚本も同人。 17世紀中葉、王政復古して自由な気分が蔓延していたイギリス、チャールズ2世(ジョン・マルコヴィッチ)より追放処置を解かれて妻エリザベス(ロザムンド・パイク)と共にロンドンに戻った宮廷詩人たる伯爵(ジョニー・デップ)が、客からつぶてを投げられる三流女優エリザベス・バリー(サマンサ・モートン)に隠れた才能を見出し風変りな練習方法の末に一流女優に仕立て上げると同時に、彼女との愛欲に溺れる。 やがて密約を結んだフランスの大使の為に披露された彼の新作は退廃極まりなく王の怒りを買って逐電、数年後現れた彼は梅毒に侵されていて、結局惨めな死に方をする。 表面的にはこういうお話であるが、それだけでは何を描いたのか全く見当も付かないであろう。一言で言えば、保守・保身が嫌いな芸術家が破滅型人生を歩む様を描いて、現在のロック・スターに通じる現代的主題を構成したものである。 しかし、愛に振り向きもしなかった男がその愛に翻弄されるという展開は珍しくもなく、史実とは言え最後に改心(回心)してしまうのも面白くない。 また、ライティングに工夫はしているもののカメラがふらつき気味なので完全なクラシック調を醸成出来なかった恨みがある。主題の現代性故に意図したものであろうが、時代劇の場合なるべくカメラを意識させないほうが無難であると思う。 ただ、実際の伯爵と彼を描いた舞台が交錯する幕切れは、面白味がある。いっそのこと、フランソワ・トリュフォー「終電車」のように最後の場面は丸ごと舞台だった、という種明かし形式にしてみればもっと楽しめたであろう。それならば顔が梅毒で潰れたという設定も生きてくる。 作り方としては色々と不満はあるが、重要な配役陣は好調。特にサマンサ・モートンは好演。 監督はローレンス・ダンモア。それなりに堂々たるものだが、最近は新人・若手ばかりで、監督で映画を観たい向きには全く面白くない時代となった。 |
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「 リバティーン 」
監督 : ローレンス・ダンモア 出演 : ジョニー・デップ / サマンサ・モートン / 公式HP:http://www.libertine.jp/ 「 脚本の三行で出演を即決した 」「 後にも先にも一度しかめぐりあわない作品 」ジョニー・デップにそう言わしめた作品。 映... ...続きを見る |
MoonDreamWorks 2007/04/07 16:30 |
リバティーン
「私を好きになることはあるまい」などと言われると、つい逆らってみたくなっちゃいます。 ...続きを見る |
ネタバレ映画館 2007/04/07 23:09 |
★「リバティーン」
ジョニー・デップ主演。 今週は観たい劇場公開作が目白押しだったけど・・・ 時間の関係でジョニデの作品をナイトショウで・・・ 3〜40人くらいは入ってたかなっ。 ...続きを見る |
ひらりん的映画ブログ 2007/04/08 23:57 |
「リバティーン」
「リバティーン」と聞いたら「ズ」をつけたくなって、カールとピートの顔が浮かんでくる方、あなたは真正UKロックファンです。でもこちらは音楽ではなく、ジョニー・デップが実在した世紀の背徳者を演じた映画の紹介です: ...続きを見る |
SKETCHES 2007/04/12 13:48 |
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
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はじめまして。 |
RAY 2007/04/12 18:16 |
RAYさん、初めまして! |
オカピー 2007/04/13 01:36 |
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