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<<   作成日時 : 2006/12/11 13:43   >>

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☆☆☆★(7点/10点満点中)
2005年韓国映画 監督パク・チャヌク
ネタバレあり

韓国のパク・チャヌクが「オールド・ボーイ」と同様に復讐をテーマに作ったドラマ。

誘拐殺人の汚名を着せられ服役した女性イ・ヨンエが13年の刑を終えて出所、先に出所した女囚たちを次々と訪れ、彼女の子供をだしに自分を陥れた真犯人の英語講師チェ・ミンシクに復讐を果たす為に用意周到に準備を進める。

「オールド・ボーイ」との関連を忘れていたので、暫くは犯罪の絡むオフビートな女性映画「ブリジット」みたいだなと思いながら観ていたが、彼女が服役するに至った理由と彼女の計画が凡そはっきりする後半になり、やっと焦点が絞れて来る。
 最初から「オールド・ボーイ」が頭にあればまた違う印象になったはずだが、前半のオフビート感は決して悪くなく、寧ろそのままどういう話になって行くのか予断を許さない展開の方が面白かったと言いたいくらい。

終盤、誘拐殺人の被害児童の家族4組を集めた復讐の方法は変則的で劇画的な面白さがあるが、ヒロインの復讐譚としては間口を広げすぎて散漫になり迫力が薄まった印象を免れない。また、前半と後半とでトーンを一定に保てなかった感があるものの、イ・ヨンエの服役中と出所後の変身演技を楽しむのも一興。

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タイトル (本文) ブログ名/日時
「親切なクムジャさん」
「グエムル−韓江の怪物−」に続いて見たのは、またまた韓国映画。 主役は「宮廷女官・チャングムの誓い」のイ・ヨンエ。 あんまり興味ないので・・「チャングム」は全然見てませんが・・・。 ...続きを見る
ひらりん的映画ブログ
2006/12/12 05:09
親切なクムジャさん
観てまいりました!クムジャさん! グアン、グアンくる迫力の映像と キラリと冷たい刃にズズーッと肌を 撫でられているようなストーリー。 もう、一秒たりとスクリーンから目が 離せません! 約2時間、私に足を組み替えるスキも 与えず、座席にへばりついたまま、 .... ...続きを見る
映画と暮らす、日々に暮らす。
2006/12/12 08:27
『親切なクムジャさん』 
 2005年 韓  監督: パク・チャヌク  脚本: パク・チャヌク  撮影: チョン・ジョンフン  音楽: チョ・ヨンウク ...続きを見る
シネマ蟻地獄
2006/12/12 15:36
NO.141「親切なクムジャさん」(韓国/パク・チャヌク監督)
イ・ヨンエはきわめて貪欲に、 複雑なクムジャさんを呑み込んだ! ...続きを見る
サーカスな日々
2006/12/12 16:00
親切なクムジャさん
[邦題]親切なクムジャさん [原題]&#52828;&#51208;&#54620; &#44552;&#51088;&#50472; [英題]Sympathy For Lady Vengeance ...続きを見る
Kio -朔北- De nuevo
2007/09/17 11:56
<親切なクムジャさん> 
2005年 韓国  114分 監督 パク・チャヌク 脚本 パク・チャヌク 撮影 チョン・ジョンフン 音楽 チョ・ヨンウク 出演 クムジャ:イ・ヨンエ     ペク先生:チェ・ミンシク     ジェニー:クォン・イェヨン    チャン:オ・ダルス    クンシク:キム・シフ    パク・イジョン:イ・スンシン    ウ・ソヨン:キム・ブソン    その他カメオ出演:カン・ヘジョン  ユ・ジテ             ソン・ガンホ... ...続きを見る
楽蜻庵別館
2007/09/21 02:52

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コメント(10件)

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TBさせていただきました。

まるで嵐のようだった韓国映画襲来は、
今はもう“並足”状態になった感強しですね。

でもこの時期のパク・チャヌクの3部作には
ほんとに圧倒されました〜。
過激でしたけれど、まるで鮮烈絵柄的エンタテイメント!
楽しませてもらいました。

プロフェッサーは「復讐者に憐れみを」は
ご覧になりました?

鑑賞は最後になりましたが復讐3部作の中で
第1作目の「復讐者に〜」が、私は1番好きです。
viva jiji
2006/12/12 08:41
こんにちは。
朝型だったり夜型だったり色々な私めです^^;
私もTBさせていただきました。よろしくお願いします。

私もトータルには散漫な印象がある作品なのですが
viva jiji様のおっしゃられている意味はすっごく解っている
つもり・・・です^^;
おふたりの評価が分かれた香港映画『ベルベット・レイン』も
どちらの言い分も然り、と中立な立場に逃げることに(笑)

韓国映画は私とっては「宝の山」状態でして、
これから旧作を新規開拓するのが非常に楽しみです。
優一郎
2006/12/12 15:41
TBありがとう。
「オールドボーイ」も名作ですけどね、僕は、「クムジャさん」のほうが、イ・ヨンエの新しい表情が見えたので、好きでした。
kimion20002000
2006/12/12 16:00
viva jijiさん
韓国映画は首尾一貫しない作りの作品が多く泥臭い感じがしますが、人間のダークサイドを描いた時には上手くはまることが多いですね。
事前に情報を得ずに観る習慣がある私は、前の「オールド・ボーイ」など頭の片隅にもなく観て、天衣無縫の「ブリジット」のように楽しんでおりました。
家族を集めた段階でやっと「オールド・ボーイ」との関連付けができましてわが頭のHDDが落ち着きました。ぐちゃくちゃ言っておりますが、楽しみましたよ。

「復讐者に憐れみを」はまだです。もしかしたらWOWOWさんは放映してしまったかな。今回もWOWOW3だけでこっそり一回だけの放映、あやうく観逃すところ。山奥ですから近所に大手レンタル・ビデオ屋さんもなく、ますます引っ込み思案になるのでした(笑)。
オカピー
2006/12/12 17:04
優一郎さん、こんばんは。
「ベルベット・レイン」は私が一番戴けないと思っている映画のスタイル。まさか、姐さんがあそこまでほれ込んでいるとは思っていなかったので言いたい放題でした(苦笑)。

こちらにも難癖は付けていますが、「面白いつまらない」だけで言えば、かなり上のクラスと思いますし、姐さんがスクリーンに釘付けになったのも頷けます。その意味では金を払って観る価値のあるエンタテインメントだと思いますね。
「怨」文化の韓国ですからそうした背景からネチネチと分析するのも面白いでしょうが、「もっと娯楽的に観てOK」といったところがチャヌク作品群に関する私のスタンスです。

恋愛映画には一部良いものはありますが、経験則から、基本的に韓国コメディーは避けたほうが無難じゃないか、と。
オカピー
2006/12/12 17:17
kimion20002000さん、ようこそ。

「オールド・ボーイ」のほうが重厚な感じがありますが、こちらはブラック・コメディー風な部分があり、あっちへ行ったりこっちへ行ったりするのが面白いと言っても良いかもしれません。一貫性がなく散漫と言えば言える(というより既に本文で述べていますね)のですが、イ・ヨンエの変身演技が楽しいのは間違いないですね。
オカピー
2006/12/12 17:21
こんばんは。
私も他の方の大事に思っている作品をケナシているだろうから、どの作品にもファンがいるのだと肝に銘じて、レビューしなくてはと思ったりしてます^^;
本作はタッチ自体は軽いのですけど、内容が 「子供の死とその遺族の問題」 をテーマに据えているので、あだやおろそかには論じられないなという気持ちでテーマ重視のレビューを書きました。
『JSA』 や 『オールド・ボーイ』 については、娯楽作品として楽しんだのですけれど。

韓国映画で良いものがあれば、またお教えくださいませ。
優一郎
2006/12/12 23:26
優一郎さん、こんばんは。

貶すときは客観的・理論的にやったほうが良いでしょうね。それでも相当反感を買いますけど。
viva jijiさんを除くと、異論・反論は捨て台詞ばかり。真面目に話し合えば異論は映画の真の理解に近づく素晴らしい素材なのに。

姐さんと冨田さんという方と私が繰り広げた山田洋次論議は素晴らしかったですよ。映画ブログ史上に残るのではと我ながら思う、白熱した、そして、内容の濃い討論でした。自画自賛みたいで恐縮ですが。


私が唯一完璧にKOされたのはキム・ギドクです。それもかなり遅れた形ですが、「春夏秋冬そして春」では初めてベルイマンやロベール・ブレッソンを観た時のような衝撃を得ました。つまり、作品そのものが神がかっている感じがしたのです。「サマリア」もなかなかでした。好き嫌いの激しそうな作品群ですが、観て損はないでしょう。

既に御覧になっていたら済みません
オカピー
2006/12/13 03:29
こんばんは^^
映画で議論できるのは幸福ですよね。
同じように映画を愛する方とであれば、意見が食い違っても白熱いたしますし。山田洋次論議・・・拝見してみたかったです。おそらく私が加わっていたら、viva jijiさんの援護射撃に回っていただろうと思いますけど^^;

キム・ギドクは 『春夏秋冬そして春』 だけ観ております。感心しました〜! 中国の作品みたい・・・と言うと語弊があるでしょうか。最近、中国映画の話題が乏しいので、久しぶりに心揺さぶられる映像で。
ベルイマンがカラー映画の今の時代に全盛期だったとしたら、どんな映像を魅せてくれていたんだろう・・・などと思ったりもします。
これからギドクもラインナップに加えて、韓国映画を攻略しようと考えております。ご助言ありがとうございます。
優一郎
2006/12/13 18:11
優一郎さん
ええと、姐さんの記事「霧の旗」で今でも読めますよ。

「春夏秋冬そして春」はやはり映像ですね。映像が言葉を失うほど素晴らしいから、人間の原罪をベースに輪廻を描いたお話にすんなりと入っていけたような気がします。優一郎さんはちょっとご不満があったようです(笑)が、私はテーマを考えるあれ以上のドラマは要らないと思いましたね。

ここまで来た作品は日本映画100年の歴史の中でも殆どないような気がします。どちらが良い悪いではなく近い感覚なのは今村昌平の作品ですね。彼も凄かった。
オカピー
2006/12/14 02:30

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