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help リーダーに追加 RSS 映画評「サスペクト・ゼロ」

<<   作成日時 : 2006/08/24 15:04   >>

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☆☆☆(6点/10点満点中)
2004年アメリカ映画 監督E・イライアス・マーヒッジ
ネタバレあり

評判は余り芳しくないが、趣向的になかなか面白いスリラーである。監督はまたまた初めてのE・イライアス・マーヒッジ。

捜査ミスの為に左遷させられたFBI捜査官アーロン・エックハートが、着任早々セールスマンがまぶたを切り取られ数字のゼロを刻まれて殺されるという猟奇殺人に遭遇、さらにもう一つ同じ形の死体が上がり、死体が入っていた車からベン・キングズリーが容疑者として浮かび上がるが、彼の家からは膨大な数の行方不明者の資料や絵、数字が発見される。これは何を意味するのか。
 彼は実はFBIの<イカロス計画>なる超能力犯罪捜査プロジェクトに参加していた遠隔透視力の持ち主であり、一定の犯行パターンを持たない<サスペクト・ゼロ>と呼ばれる連続殺人犯たちを追っていることが徐々に判って来る。

最近の観客の鑑賞力が落ちているのは、はったりやまやかしを見抜けず見かけだけは立派な作品を高評価する傾向を見ても明らかであるし、一方で派手さのないよく出来た作品が過小評価されがちなのが残念だとつくづく思う。
 勿論この作品は地味とは言えないが、どんでん返しや複雑な時系列を扱っているわけではないので、最近の作品の中では寧ろ正攻法と言っても良いくらい。その限りにおいてはそつなく作られた印象があり、何よりアメリかでは実際に行われている超能力捜査を全面的にテーマにしたのが新味と言って良く、最初から彼を前面に出さず暫く<サスペクト・ゼロ>と交錯させて進行するのが面白味となっている。もったいぶった演出に多少辟易する部分があるにしても、新味だけである程度は評価したい。

気に入らないのは、キングズリー扮する超能力者が苦悩を語った挙句の結末。

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トラックバック(4件)

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サスペクト・ゼロ
オススメ度 ★★★★☆ ...続きを見る
映画感想BLOG 瞼のスクリーン
2006/11/06 12:33
映画:「サスペクト・ゼロ」〜DVDで
ミステリーというよりも、サスペンスですね。少しスリラーの要素も入っているし、ま、ミステリ要素(「誰が犯人か」というよりむしろ「なぜ殺すのか」)もSF的な要素も加わっています。 ...続きを見る
David the smart ass
2006/11/07 00:00
映画『サスペクト・ゼロ』
原題:Suspect Zero 街はすっかりクリスマス間近のイルミネーション、土曜の昼下がりに久しぶりに観た「サスペクト・ゼロ」、サスペンス・ミステリーのディテールを二度目の鑑賞・・ ...続きを見る
茸茶の想い ∞ 〜祇園精舎の鐘の声 諸行...
2006/11/19 01:59
mini review 05080「サスペクト・ゼロ」★★★★★☆☆☆☆☆
アーロン・エッカートがFBI捜査官にふんし、謎に挑むサスペンス・ミステリー。共演は、彼と事件に挑む元恋人役に『マトリックス』のキャリー=アン・モス。そして事件の陰に潜む男・オライアンをアカデミー賞俳優のベン・キングズレーが演じている。衝撃の苦悩に包まれた結末は必見。[もっと詳しく] 果てしなく「苦痛」を伴う、「幻視」の世界。 不当逮捕の嫌疑で、ダラスからニューメキシコの片田舎に左遷させられたトム・マッケルウェイ(アーロン・エッカート)は、3件の連続殺人事件に遭遇する。マッケルウェイのもとに、事... ...続きを見る
サーカスな日々
2008/04/16 23:11

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
それにしても、キングズリーは、迫力あるおっさんですね。ちょっとこういう異形の役者は少なくなってきているので、貴重品です(笑)
kimion20002000
2008/04/22 21:58
kimion20002000さん、TB&コメント有難うございます。

>キングズリー
そうですね。
同じ頃観た「砂と霧の家」の彼も迫力満点でした。
オカピー
2008/04/23 02:03

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