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help リーダーに追加 RSS 映画評「ベルリン、僕らの革命」

<<   作成日時 : 2006/07/04 15:25   >>

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☆☆★(5点/10点満点中)
2004年ドイツ=オーストリア映画 監督ハンス・ワインガルトナー
ネタバレあり

「グッバイ、レーニン!」という寓話に出演したダニエル・ブリュールが出演した作品だが、これも若さをテーマにした一種の寓話である。

ベルリンの若者ブリュール、友人スタイブ・エルツェッグは<エデュケーターズ>と名乗る革命家気取り。金持ちの留守宅に侵入し、家中の物を積み上げたり冷蔵庫に入れたりしてメッセージを残し、金持ちが優遇される社会を糾弾する。
 彼らの平時の生活と裏の顔を描くのが前半だが、かなりまどるっこく要領を得ない印象が強い。

エルツェッグの恋人ジュリア・ジェンチが交通事故の賠償金で困っているのを知ったブリュールは彼女と、被害者である資産家の家に侵入した時本人と遭遇、通報されては困るので結果的にエルツェッグを加えた三人で彼を山荘へ拉致する。
 この辺りから物語的に多少面白くなって来るが、被害者と対話して世代間の価値観の違いが浮き彫りになる辺りはまだしも、三角関係でゴタゴタしてくると、折角の盛り上がりも元の木阿弥。

監督ハンス・ワインガルトナーの演出にもう少し気の利いた洒落っ気でもあれば印象も変るだろうが、現在の革命家を気取る連中の青さやなまなかさが表面化するというだけでは、映画として力不足と言わざるを得ない。

ただ幕切れだけは<映画的に>面白い。一種のトリックだが、三人が眠っている。そこへ警官隊が駆け付ける。中に入ると誰もいない。三人はホテルにいたのである。感心するほどではないが、煮え切らない印象のある本作の中では面白い場面と言える。

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タイトル (本文) ブログ名/日時
映画『ベルリン、僕らの革命』
原題:Die Fetten Jahre Sind Vorbei/The Edukators 金持ちを優遇する社会に対して不満を持つ若者達のささやかな反抗、そして三角関係から裏切りと友情、彼等の行き着くところに何があるのか・・。 ...続きを見る
茸茶の想い ∞ 〜祇園精舎の鐘の声 諸行...
2006/07/05 00:25
「ベルリン、僕らの革命」
 ベルリン、僕らの革命 ...続きを見る
NUMB
2006/07/07 00:46
<ベルリン、僕らの革命> 
2004年 ドイツ・オーストリア 130分 原題 Die Fetten Jahre Sind Vorbei 監督 ハンス・ワインガルトナー 脚本 ハンス・ワインガルトナー 撮影 ダニーラ・ナップ  マティアス・シェレンベルク 音楽 アンドレアス・ヴォドラシュケ 出演 ヤン:ダニエル・ブリュール    ユール:ユリア・イェンチ    ピーター:スタイプ・エルツェッグ    ハーデンベルク:ブルクハルト・クラウスナー ...続きを見る
楽蜻庵別館
2006/07/30 16:09
mini review 05115「ベルリン、僕らの革命」★★★★★★★☆☆☆
現代社会に怒りを抱えた20代の3人の男女の抵抗と愛を描いた作品。主演は『グッバイ・レーニン』のダニエル・ブリュール。現代ドイツ版『突然炎のごとく』とも評された、理想に燃える2人の若者の間で揺れ動く1人の女性をスタイリッシュに描く。[もっと詳しく] レジスタンスを「アート」する、繊細な若者たち。 &nbsp;ドイツからは実に11年ぶりにカンヌ出品作だという。まず、そのことに、驚き。日本人の幸福な錯覚かもしれないが、今村昌平監督以来だろうが、日本映画はカンヌ出品が常連となっているからだ。ドイツにも... ...続きを見る
サーカスな日々
2008/05/01 11:21
ベルリン、僕らの革命
ドイツ(2004) 監督:ハンス・ワインガルトナー 主演:ダニエル・ブリュール +++++++++++ ...続きを見る
いっちょ語りたおしてみましょう
2008/07/31 16:06

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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんは、TB・コメントありがとうございます。
ダニエル・ブリュールの主演した「グッバイ!レーニン」の面白さを期待したのが間違いだったようでw
若者対大人の構図は新鮮味がないですし、若者のやっていることも共感するには微妙でしたが、年を経て変わり果てた大人の姿を皮肉に捉えている部分は良かったと思います。いつかは自分もあんなオヤジになるのかな、なんて考えたりしてw
此方からもTBさせて頂きました、また宜しくどうぞ。
lin
2006/07/07 01:04
linさん、こちらこそ有難うございます。
私は親父側の年齢に近いですが、ああいう人間でもないですね。
どちらにも共感できなかったですが、この若者たちは本当に甘っちょろくて呆れ返ってしまいましたよ。呆れ返すだけではなく、もう少し強烈な皮肉やユーモアでも漂わせてくれたなら、また別の評価にもなったでありましょうに。
オカピー
2006/07/07 20:29
オカピーさん、評価は違ってしまいましたがTBさせていただきます。
みのり
2006/07/30 16:07
みのりさん、こんばんは。
このタイプの映画は感覚の差がものを言う部分も少なくないと思いますが、もう少しアイロニーが効くと僕の感覚でも良い映画になったはずです。最後がちょっと良いですが、若者のなまなかさが目立って力が抜けました。
オカピー
2006/07/31 00:02
僕は、「怒れる若者たち」の現在像としては、面白く見ましたね。
たぶん、はじめてのように、日本では今後、ワーキングプアを核とする異議申し立て運動が拡大してくるような気がします。
思想なんか甘っちょろくてもいいのであって、それがつまらない党派主義に回収されない限り、原則として理解したいと思っています。
kimion20002000
URL
2008/05/04 14:01
kimion20002000さん、こんばんは!

>思想
完全主義的なところがある僕ですので、半端な態度には余り共感できないです。徹底すれば良いという意味ではないですが。
僕は完全なノンポリです。右の人から左翼と言われますが、全然です。右も左も極端になれば同じだと思っています。
ヒトラーやスターリン、稲田女史(笑)を引用するまでもなく。

>つまらない党派主義
解るような気がします。
オカピー
2008/05/05 01:10
こんにちは。
なんとなくまどろっこしいという印象が残ったのは登場人物たちの煮え切らなさのせいだとばかり思っていましたが、確かに映画としてのテンポもあまりよくなかったかも・・・。それでも最後は意表をつかれました。もう少しこの感覚が映画全体に行き渡ると、生き生きとした映画になったのかもしれませんね。
この映画は見る年齢によって主人公たちの評価が変わるのかなと思っていました。私は主人公たちより年下ですが、どうも彼らが情けなくて・・・。でもどうやら年齢だけの問題ではないようですね。
ミリアム
URL
2008/07/31 16:15
ミリアムさん、こんばんは!

僕のコメントを意識してコメントして戴き、恐縮です。<(_ _)>
青さだけを描いてもらってもねえ。
kimionさんはもっと人間存在の面白さを見たようですが、僕はそこまで<読む>気になれなかったです。

>私は主人公たちより年下
うわっ、そうですか。じゃあ僕とは大分年が違いますねえ。
おじさんでも良ければ今後ともヨロシクです。
オカピー
2008/07/31 23:54

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